輸送機や空中給油・輸送機の拠点となる基地
3月1日、航空自衛隊小牧基地において、「令和8年小牧基地航空祭(オープンベース)」が開催された。当日は天候に恵まれるとともに、ブルーインパルスやアメリカ空軍の空中給油機と輸送機の参加が重なり、過去最高の約6万6千人の来場者で賑わった。来場者は、基地上空での展示飛行に加え、エプロンや格納庫などで行われた各種展示に魅了されていた。
地上展示では、午前中にエプロンで開催されたアメリカ空軍のKC-135空中給油機と航空自衛隊のKC-767空中給油・輸送機の機内見学に長い列ができ、中には約3時間並んだ来場者もいるほど大盛況となった。また、KC-46A空中給油・輸送機、E-767早期警戒管制機、C-2輸送機も展示され、エプロンに大型機が並ぶ様子は圧巻の光景となった。そして、格納庫でのC-130H輸送機の展示や航空自衛隊の活動展示にも、多くの観客が詰めかけた。
展示飛行では、KC-767空中給油・輸送機とC-130H輸送機のオープニングフライトを皮切りに、C-130H輸送機の編隊飛行や模擬物量投下、ここでしか見られないKC-767空中給油・輸送機とKC-130H空中給油・輸送機の模擬空中給油、岐阜基地飛行開発実験団のF-15J戦闘機による機動飛行、昨年、TVドラマの「PJ ~航空救難団~」で注目されたUH-60J救難ヘリコプターによる迫力ある機動や救難展示が披露された。展示飛行の締めくくりには、ブルーインパルスによる小牧基地航空祭オリジナルの展示飛行が実施され、会場の盛り上がりは最高潮となった。なお、この展示飛行の合間には、昨年5月に発生した入鹿池の墜落事故に対する慰霊飛行も行われた。
最後に、今回の航空祭で展示を実施したKC-767空中給油・輸送機は、航空祭後にイラン情勢に関する日本人退避に備えたモルディブ派遣、JSM(F-35A戦闘機に搭載する対艦・対地ミサイル)受領のためのノルウェー派遣などで活躍している。これらの活躍は機体の多用途性と即応性を示すものであり、敬意を表して特筆させていただく。
写真/文・桜川 航希
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―日米の空中給油機に加え、早期警戒管制機も加わり圧巻の並び―
―C-130HとKC-130Hが魅せた、大迫力の編隊飛行―
―PJが要救助者をUH-60Jへ収容している場面―
―飛行開発実験団所属のF-15J(飛行開発実験団創設70周年記念塗装機)―
―KC-130HとUH-60Jによる模擬空中給油の様子―
―ブルーインパルスの展示飛行の一課目「リーダーズ・ベネフィット」―
―KC-767空中給油・輸送機の機体後部の構造がよくわかる貴重なショット―
―陸上自衛隊のAH-1S、UH-1Jの地上展示―
―救難消防車IB型(パンサー6×6の最新型)の地上展示―








