― 学校見学会及び概況説明・総会・懇親会 ―
自衛隊体育学校後援会は、令和8年度総会・学校見学会・懇親会を陸上自衛隊朝霞駐屯地の自衛隊体育学校において開催した。
日本開催が32年ぶり3回目となる2026夏季アジア競技大会(9月19日~10月4日)が愛知県名古屋市で開催される。アジア大会ではオリンピック出場枠を争う競技種目もあり、すでにロサンゼルスオリンピック出場も見据えて、重要な前哨戦となっている。
学校見学会では、まず広報展示室を見学し、その後ボクシング班・ウエイトリフティング班・レスリング班を巡回した。最後にアスリートとしてのキャリアを最大限に活かせる最新設備を備えた総合トレーニング場を視察した。
トレーニング場では、東京五輪2021年の柔道女子78kg級で、柔道班創設以来初の金メダルを獲得した濵田尚里コーチと面談し、私たち参加者全員で記念撮影を行った。各班・各練習場を見学して回り、選手の気迫あふれる練習ぶりや、監督・コーチの皆さんの力強い言葉と使命感に触れ、各競技アジア大会での活躍が期待できる確かな手ごたえを抱かせてくれる見学となった。
学校施設等を見学終了後は、講堂に移動し、「自衛隊体育学校概況説明」をスライドを使い20分弱講義され、その後休憩を挟んで年次総会へと進んだ。
総会は式次第に沿って、開会の辞、会長挨拶に始まって、議長選出の後、議事へと進行した。
第1号議案 令和7年度事業報告、第2号議案 令和7年度収支決算・監査報告、第3号議案 令和8年度事業計画(案)、第4号議案 令和8年度収支予算書(案)、第5号議案 アジア大会「体育振興」特別号発刊(案)の5議案は、いずれも過半数の賛成により可決された。
続いて令和7年度新規入会者、令和8年度自衛隊体育学校主要大会年間参加出場予定等々の報告が行われ、総会は滞りなく閉会した。
その後、陸上自衛隊朝霞駐屯地隊員クラブ「はなの舞」にて懇親会が開催され、多数のご来賓、後援会会員、学校職員、各種監督・コーチ、有望アスリート等との顔合わせで、和やかなひと時を楽しませていただいた。
また、その席で自衛隊体育学校後援会の川合会長より次のような挨拶があった。
「後援会の仕事としてライフワークのひとつは、選手・コーチの皆さんが色々と歓談していただき、体育学校の良さというものを外で話していただいて、後援会だけでなく外の人でもどんどん体育学校のファンになってもらいたい。アジア大会、オリンピックなど色々な大会の時に『体育学校がんばれ』と応援してくれる人を一人でも多く増やしていきたい。これもまた後援会の仕事のひとつです。よろしくお願いします。」と話された。
会場は歓談の場へと移り、あちこちから弾んだ会話と威勢の良い声が飛び交い早々、愛知・名古屋で32年ぶりに開催予定の「夏季アジア競技大会」の話題で盛り上がって懇親会はいつしか激励会のようになり、終始和やかな雰囲気に包まれていった。
終わりに今年一年が素晴らしい年になりますよう健闘を祈念し、関東一本締めでお開きとなった。
表紙の自衛官
レスリング班 山口 夏月 2等陸曹
第65期特別体育課程入校者
自衛隊体育学校レスリング班所属、山口夏月2等陸曹です。私がレスリングを始めたきっかけは小学2年生の時に、父に家の近くのレスリングクラブへ体験に連れて行ってもらったことです。中学3年生まで体育学校のレスリング道場が練習場所であるレスリングクラブに所属していました。高校1年生から親元を離れ、愛知県の至学館高等学校、至学館大学に進学し、卒業後に自衛隊体育学校に入隊しました。
座右の銘は「青春の夢に忠実であれ」です。現在は、小さい頃からの夢である「オリンピックで金メダルを獲る」という目標に向かって、日々練習に励んでいます。
大学での競技生活では怪我が続き、レスリングを諦めようか悩んだ時期がありましたが、そのような中で、体育学校のコーチの方から入隊のお話をいただいたことが、競技を続ける大きなきっかけとなりました。
そして、体育学校に入れば、自分の目標を達成するために、恵まれた環境の中でレスリングに集中できると考えたため、入隊を決めました。
これからは、怪我で結果を出せない中でも自分を信じて見守ってくださった体育学校の方々をはじめ、日頃支えてくださるたくさんの方々に恩返しをするためにも、幼い頃からの夢に忠実に自分を信じて頑張ります。



